2013年01月06日

『大島弓子の話をしよう』の話をします。その1

5a431f4e.jpg    『大島弓子の話をしよう』の話をします。その1

  「大島弓子成分」なるものがあるとしたらそれは何か?  

  この問いが、この本が作られることとなったきっかけです。
  
  これは、この本の制作者である三浦さんの抱いた問いです。
  
 「大島弓子成分」という言葉は、本のインタビューにも参加して くださっている、吉田アミさんのツイートからだそうです。  

 「今の世界には絶対的に大島弓子成分が足りない」  

 このつぶやきに反応した三浦さんのツイートに、私は思わず  

 『大島弓子の話をしよう』という本を作りましょうか?  

 とツイートしました。
  
  すると、三浦さんが「私が作ります!」と声を上げられました。
  
  このあたりの経緯は、本のあとがきに三浦さんも書いてくださっています。  

  私は、大島弓子を好きなたくさんの人に、大島弓子が好きな理由を聞いてみたい、と思ったのです。   

 この本で私は、編集協力に名前を入れていただいています。
また、目に見える形で実際私が関わらせていただいたのは、6人分のインタビュー部分です。 

福田里香さん、野中モモさん、図書の家の小西優里さんと卯月もよさん、村上知彦さんのインタビューと構成、藤本由香里さんはインタビューに同席させていただき、構成をさせていただきました。後は私がインタビューされる側になった部分です。 

図書の家さんは、twitter内でのやりとりで、本の制作者である三浦さんがすでに依頼なさっていたのですが、福田さん、藤本さん、野中さん、村上さんは、私が大島弓子について、特にお話をお聞きしたいと思う方たちでした。

でも本当は、頭の中に「乱切りにんじん」の次のモノローグが、何度も何度も浮かんでいました。 
いつまでも 満腹しないという 魔法の胃をもって お母さんのお料理を 食べつづけて 
いたかった
 

「乱切りにんじん」『綿の国星』大島弓子 花とゆめコミックス7巻 所収

 つまり、頭の中に大島弓子の話をしたい友人知人の顔が、もっともっとたくさん思い浮かんでいて、 
いつまでも 尽きないという 魔法の時間をもって 聞きたい人全部と 大島弓子の話を したかった

というわけです。 

魔法の時間を持たない私は、結局、三浦さんの考えてくださった基本のインタビューに、私がお聞きしたいことを加えた質問を準備して、上に挙げさせていただいた方々への取材に臨みました。 

藤本さんのインタビューを三浦さんにお願いしたのは、三浦さんが藤本さんの大島さんに関する文章を
よく読んでいらっしゃることを知って、しょっちゅう藤本さんと話すことができる私とより、大島弓子についてゆっくり話していただきたいと思ったし、そのほうがよりよいインタビューになるだろうと感じたからです。
これは私にしては賢明な判断だったと思っています。 

みなさん、大島弓子についてのかけがえのない話をしてくださいました。 

また、三浦さんが取材なさった他の方へのインタビューも、それぞれ本当にすばらしいです。
校正の際読ませていただきながら、どの方の話にもいちいち深く頷いたり、そんな新鮮な見方があったのか、と感銘を受けたりしました。 
posted by ヤマダトモコ at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ
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